暇人日誌

理系大学生が自分の趣味のことを書いています。

おすすめ小説を短く紹介!

お題「#おうち時間

 

緊急事態宣言が出されたことにより、家にいる時間が非常に長くなっております。さらに、元々5/6に終わると言われていた緊急事態宣言は延長されるみたいです。

おうちでの時間は楽しく過ごしたいですよね。

 

最近の私のおうち時間は、小説を読むことに使っています。本当は論文を読んだり、就職活動について調べたりしないといけないのですが、誰にも注意されていないためサボっています。

 

今回の記事では、最近読んで面白かった小説を1冊につき400字以内で3冊紹介します。おうち時間の使い道に困っている人は是非読んでみてください!

 

火車 宮部みゆき 

 主人公は休職中の本間という刑事です。本間の甥である和也の婚約者の関根彰子が失踪し、本間が捜索を頼まれるということから物語は始まります。彼女を捜索している内に、関根彰子という名前の女性は全くの別人であることが判明します。一体何が起きているのでしょうか?

背景には「自己破産」がありました。

推理小説でありながら、「自己破産」という経済小説のような題材も扱っています。クレジットカードという発明により自己破産に陥りやすくなった現代。自己破産をしてしまう人達はお金にだらしない人たちとは限りません。彼らの苦悩が宮部みゆきさんの表現力により、分かりやすく伝わります。

読者が絶対に予想できないような展開に背筋がぞわぞわしてしまう小説です。

 

死神の精度 伊坂幸太郎

 1週間の間、調査として対象者と接触し、彼らの死に可否の判断を下すというのが死神の仕事です。主人公は死神の千葉です。

千葉は仕事に情熱があるわけではありませんが、与えられた仕事はまじめにこなします。

この小説は6つの章に分かれていて、一つの章につき一人の対象者を千葉は受け持ちます。対象者それぞれの人生における死ぬまでの人間ドラマや悩みを見ることが出来ます。一つの章だけで一つの話が完結してるので、長い小説が苦手な人におすすめです。

人の感情を理解することはできませんが、クールでミュージックが好きであるという親しみを持てる主人公のキャラクターも魅力的です。

 

きらきらひかる 江國香織

 「ホモの夫」の睦月と「アルコール中毒で情緒不安定な妻」の笑子の夫婦の物語です。

 睦月は女性を抱くことは好まず、子供をつくることはできませんが、良く癇癪を起してしまう笑子を優しく支えます。2人は、お互いの普通とは違う部分を許し合い、満足な生活を送れるはずでした。

しかし、世間は認めてくれません。2人の事情を考えず、子供をつくるべきだなどと一般的な人たちの生活を強いようとしてきます。

逆風の多い世の中で二人はどうなっていくのでしょうか。

 幸せの形は人それぞれであるということを再確認させられる小説です。

 

 

今回は、『火車』『死神の精度』『きらきらひかる』の3冊を紹介しました。今回の記事での評価が良さそうでしたら、また別の小説も紹介していきたいと思います。